ごあいさつ

いけばなはおもてなし
世界中で次々と色々な物事が起こり、日々目まぐるしく変わるニュースに一喜一憂しながら、そのスピード感に翻弄されて心安らぐ時が失われていくように感じています。心穏やかに人の優しさに触れ、自然の移ろいや風の音、雲の流れと共に時を過ごすそんなゆとりある日常は何処へ行ってしまったのでしょうか?
そのことさえ気付かずに溢れる情報や映像の氾濫に神経が耐えていることが不思議に思えます。私達の身体は可成り強靭にできているようなのです。
私はいけばなと出会えて本当に良かったとこの年齢になって痛切に思います。
「生老病死」命あるもの避けて通れない様々な試練の現世ですが、花を生けることで束の間でも全てを忘れることができる。
そしてリフレッシュし、新たな力が湧いてきます。
今年も会員の皆様と共に楽しく、美しく、元気が出るそんないけばなを目指したいと思います。
﨑本扇萠
プロフィール
- 横浜市中区出身
- 草月流一級師範理事
- 横浜華道協会理事
- 瀬谷茶華道協会相談役
- 草月流一級師範理事
- いけばなやアートを通して地域に根ざした活動を展開中
趣味:読書・料理(簡単・スピード・美味)
好きなこと:水泳・楽しくおしゃべりしながらの飲酒
苦手なもの:虫
いけばな活動
青棘会主宰
華道展など多数出展:草月展・横浜華道協会名流展・花笑展・瀬谷茶華道協会展他
教室:自宅教室 火・水:土 瀬谷地区センター・阿久和地区センター
他ジャンルとの交流:横浜開港アンデパンダン展出展・ノーウォー横浜展出展・瀬谷美術展実行委員
地区での活動;区民の会・上瀬谷通信基地跡利用プロジェクト委員・「瀬谷をふるさと」にする会委員
出前いけばな:老人施設での展示及びデモンストレーション
「青棘会」名前の由来
棘は訓読みで「いばら」、音読みは「きょく」です
いばらはとげのある木を言います。青は青春、青年と若々しいイメージ
青緑色のいばらに触ると痛いかな?
・・・・・そんな緊張感をどこかに持っていたいもの
・・・・・秘かに
座右の銘
「たかがいけばな、されどいけばな」
いけばなの美を求め、ハサミが持てるうちは更なるチャレンジを重ね、
「私の内なる花」を活け続けたいと思っています。
いけばなを通して沢山の人との出会いがあり、刺激と生きる喜びを頂き、元気の源になっています。
この楽しさを一人でも多くの方に伝えることが私の願いです。
教室風景

